Mission: Impossible – Ghost Protocol (2011) / ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(原題:Mission: Impossible – Ghost Protocol)は、2011年のスパイアクション映画。『ミッション:インポッシブル』シリーズの4作目である。ブラッド・バード監督作品。

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Mission: Impossible – Ghost Protocol (2011) / ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルのあらすじ

IMFエージェントのトレヴァー・ハナウェイはブダペスト(ハンガリー)で、「コバルト」というコードネームの人物に渡されるはずの秘密ファイルを奪う任務に就いていた。簡単な任務のはずだったが、同ファイルを狙う別組織が乱入したため追跡・銃撃戦となる。やがて、ハナウェイは女殺し屋のサビーヌ・モローによって殺され、ファイルも横取りされてしまう。

その後、ハナウェイのチームリーダーのジェーン・カーター(ポーラ・パットン)と、新たに現場エージェントに昇格したベンジー・ダン(サイモン・ペグ)が、モスクワの刑務所に収監されていたイーサン・ハントを脱出させようと図る。事前にカーターとダンの知らない人物である、イーサンと親しい情報屋であるボグダンを脱出させるという、イーサンからの注文に戸惑いながらも脱出作戦は成功し、カーターは最後の締めとして、脱出路を塞いで刑務所の看守が追ってくるのを防ぐべく、仕掛けられた爆弾の導火線に火を付ける。
移動中に車中でボグダンを麻酔弾で撃って眠らせ、別の車に引き渡した直後、自身とカーターとダンからなる新たなチームのリーダーとなったイーサンはIMFの指令を受けるべく、街中の古びた公衆電話に向かう。だが、車で待機していたカーターはダンに対し、何故イーサンが刑務所の囚人になっていたのか疑問を口にする。するとダンは衝撃的な話を始める。かつてイーサンは私生活においてジュリアと結婚し、幸せに暮らしていたが、クロアチアにおいてイーサンを狙ったセルビア人組織によってジュリアを失い、その復讐としてセルビア人組織を襲撃した結果、ロシア当局に殺人犯として逮捕された。そしてこれは、IMFの任務ではない私的な殺人行為であったために、今までずっとIMFの誰からも助けられることなく、刑務所に入れられていたのであった。
IMFの指令によって、現時点での未確定情報ではロシア軍の将校であるというコバルトの正体を探るため、ダンとカーターを率いてクレムリンへの侵入を計画する。ロシア軍の軍人に成りすましたイーサンとダンは侵入には成功したが、途中でIMFと同じ周波数の無線通信を、それも意図的に第三者に傍受されるのを防ぐ措置をしていない状態で使うコバルトの組織に先手を打たれて、自分達同様にロシア側の警備陣も英語で交わされる通信のやりとりに気付き、厳戒態勢を固める。イーサンはダンと別ルートで脱出を図るが、コバルトが自らの痕跡を消すために仕掛けた爆弾による爆破テロに巻き込まれ、イーサンは気を失う。
病院で目覚めたイーサンは、ロシア諜報員のアナトリー・シディロフに、リバーシブル式の偽のロシア軍の制服という所持品と、先に傍受された無線を理由に爆破テロの首謀者だと決め付けられる。イーサンはシディロフの隙を突いてその場から逃亡し、IMFに救助を求める。
イーサンを車で迎えに来たのは、何とIMF長官だった。長官によると、ロシア政府は市民のパニックを抑えるべく爆破テロを表向きは老朽化したガス管が原因の大規模な爆発事故と発表する一方で、実際にはアメリカ合衆国による卑劣な破壊工作だと信じ込んでいるという。しかも、合衆国大統領は関与を否定するために「ゴースト・プロトコル」を発動させていた。つまりIMFは組織的活動を一切停止させられ、イーサンのチームはテロリストとして追われる身となってしまったのである。
IMF長官はクレムリンでの出来事をイーサンに聞くが、そこでイーサンは現場ですれ違った一人の男が怪しいと考え、その似顔絵を描く。長官に同行していた分析官のウィリアム・ブラントはすぐにそれが「カート・ヘンドリクス」であると答え、彼こそがコバルトの正体だと判断する。同時にイーサンはヘンドリクスがロシア軍の核兵器発射制御装置を盗んだ可能性を考え、これを元に核攻撃を企むと思われるヘンドリクスの追跡任務続行のためにイーサンを逃がそうとする。ところがその直後、彼らが乗る車をシディロフ率いる部隊の面々が早まって銃撃し、シディロフが銃撃を止めさせるも時すでに遅く、長官は車の運転手共々銃弾を受けて死亡してしまい、コントロールを失った車も川に落ちてしまう。イーサンは生き残ったブラントと共にシディロフ率いる部隊を出し抜く形で車から脱出し、カーターとダンと合流する。
クレムリンを爆破した真犯人にしてコバルトの正体はカート・ヘンドリクスというスウェーデン人の核兵器戦略家で、元スウェーデン特殊部隊・元ストックホルム大学教授で、人類の次の進化のためには核兵器による浄化が必要であると信じており、核兵器発射制御装置を盗むためにクレムリンに潜入し、その盗難を隠蔽するためにクレムリンそのものを爆破したのだった。
そして、モローがハナウェイから奪ったファイルには、ヘンドリクスの装置を起動するための暗号が記されているのだった。イーサンたちは、モローとヘンドリクスの部下が取引する手筈になっているブルジュ・ハリーファ・ビル(ドバイ)に先行し、仕掛けを施す。2つの異なる階で、ジェーンがモローに成りすまし、イーサンとブラントがヘンドリクスの部下に成りすますことにより、お互いに取引が成立したと思わせ、ヘンドリクスに偽暗号をつかませるという作戦である。
変装のためモローとヘンドリクスの部下の写真を取り込んだ特殊な機械でマスクを制作し、服装も入手するなど準備は万全であったが、ブルジュ・ハリーファは最新鋭のセキュリティで守られておりファイアウォールをハッキングする時間がないことが発覚。セキュリティを破らなければエレベーターも監視カメラも誤魔化せず作戦を始めることすらできないため、イーサンは130階にあるサーバールームへ外から侵入することになってしまう。
「ゴースト・プロトコル」の発令により満足に整うことのない装備、常にイーサンたちの先手を行き核ミサイルの発射に近付くヘンドリクス、イーサンを執拗に追い回すシディロフ。世界を守るため、チームは今までよりも過酷で危険なミッションに臨む。

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