『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(のろわれ たさばくの おうじょ)(原題:The Mummy)は2017年にアメリカ合衆国で公開される予定のホラー映画である。監督はアレックス・カーツマン、主演はトム・クルーズが務めた。本作は1932年に公開された映画『ミイラ再生』をリブートした作品であり、ダーク・ユニバースの第1作目となる作品でもある。
監督:アレックス・カーツマン
出演:トム・クルーズ、ソフィア・プテラ、アナベル・ウォーレス
・ prime video : ザ・マミー:呪われた砂漠の王女 (2017)
・ dTV : ザ・マミー:呪われた砂漠の王女 (2017)
・ Apple : ザ・マミー:呪われた砂漠の王女 (字幕/吹替) (2017) – Alex Kurtzman
The Mummy (2016) / ザ・マミー/呪われた砂漠の王女のあらすじ
古代エジプト。アマネット王女(ソフィア・ブテラ)は皇位継承順位第1位にあったが、父親であるメネプトレ大王に男児が生まれたため、女王として権力を握る夢が潰えてしまった。王の座を諦められなかったアマネットはセトに魂を売り、自分の邪悪な精神を具現化するためのダガーを入手した。一族を殺したアマネットは、自分の恋人にその罪を着せようとしたが、神官たちに真相を見破られてしまった。神官たちはアマネットを永久に生き埋めにする刑に処した。
現代のイラク。反乱軍の拠点を空爆した後、ニック・モートン(トム・クルーズ)とクリス・ヴェイル(ジェイク・ジョンソン)は偶然にもアマネット王女の墓を発見してしまった。考古学者のジェニー・ハルセイ(アナベル・ウォーリス)が調査したところ、その墓は監獄として設計されていることが判明した。
グリーンウェイ大佐はアマネットの棺をイギリスへ持ち帰る決断を下した。棺を空輸する飛行機の中、墓で砂漠のクモにかまれたことが原因で、ヴェイルがアマネットの邪悪な力に憑依されてしまった。棺を開けようとしたヴェイルを何とか撃ち殺したニックだったが、グリーンウェイ大佐が銃撃戦で死んでしまった。その直後、飛行機はカラスの群れに襲撃され墜落してしまう。事前にパラシュートで脱出していたジェニー以外の全員が死んでしまった。数日後、霊安室で目を覚ましたニックは、ヴェイルの幽霊から「アマネットがセトを現代に蘇らせるための肉体を探している」と告げられる。
2000年以上にも及ぶ封印から解放されたとはいえ、アマネットの肉体はすでに腐敗しきっていた。そこで、アマネットは墜落現場にやって来た救急隊員の生気を吸い取り、自らの肉体を復活させると共に、彼らをアンデッドとして自分の配下に加えた。その後、アマネットはニックとジェニーを罠に掛け、配下たちに2人を殺させようとした。しかし、あと一歩のところで、駆けつけてきたプロディジウム(ロンドン自然史博物館の地下に本部を構える対モンスター組織)の部隊によって身柄を拘束されてしまった。部隊を率いていたジキル博士は「君がアマネットの墓所を開放したとき、彼女は君に呪いを掛けた」「私はアマネットが儀式を完遂するのを妨害しないつもりだ。セトが君に憑依したときこそ、あいつを叩き潰すチャンスになるからだ」とニックに告げた。
その頃、アマネットは監視の隙を突いて脱走に成功した。一方、ジキル博士の様子もどんどんおかしくなっていった。彼のもう一つの人格であるエドワード・ハイドが表に出て来てしまったからである。
この記事へのコメントはありません。