『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(Mission: Impossible – Rogue Nation)は、クリストファー・マッカリーが監督兼脚本を務めた2015年7月31日公開のアメリカ合衆国のスパイ映画である。『ミッション:インポッシブル』シリーズの5作目で、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)の続編である。トム・クルーズは主人公イーサン・ハントを引き続き演じ、またJ・J・エイブラムス、スカイダンス・プロダクションズのデヴィッド・エリソンと共にプロデューサーも兼任する。
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Mission: Impossible – Rogue Nation (2015) / ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションのあらすじ
IMF(Impossible Mission Force、不可能作戦部隊)のベテランエージェントであるイーサン・ハントは、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていた。ベラルーシのミンスク郊外の飛行場にて、輸送機に積まれていたVXガスの奪取を成功させたイーサンは新たな指令を受けるためにIMFのロンドン支部を訪れるが、そこはすでに「シンジケート」の手に落ちており、イーサンは敵の罠にかかった挙句、指令を受けるための部屋に閉じ込められ、麻酔ガスに包まれて意識を失う。拘束されたイーサンは拷問を受けるが、「シンジケート」の構成員である謎の美女イルサによって命を救われ脱出する。一方その頃、違法行為すら辞さないIMFの捜査方針を問題視していたCIA長官アラン・ハンリーは政府の特別委員会において、かつてのクレムリンの爆破テロやサンフランシスコに核ミサイルが飛来した件を含めた数々の問題点を指摘し、委員会を統括する委員長も受け入れたことでIMFは解体されCIAに吸収されてしまう。CIAは「シンジケート」をIMFが自らの存在意義を作るために創った実体のない組織だとみなしており、「シンジケート」の極秘調査を名目に召還に応じないIMFの大物エージェントであるイーサンを反逆者として国際手配してしまう。
それから6か月後、IMFの元メンバーはアランの監視を受けながら、それぞれCIA職員として任務をこなしていた。イーサンは変わらずCIAの捜索をかわしながら単独で「シンジケート」の調査を続け、ついに彼らが死亡や行方不明したことになっている各国のスパイ達が集まってできたならずもの国家(ローグ・ネイション)であると突きとめる。しかし、独りでは彼らの陰謀を阻止することはできず、仲間のベンジーに協力を依頼する。イーサンはベンジーと共に「シンジケート」の作戦を食い止めようと奔走するが、そこでイルサとの再会を果たす。イルサの正体を「シンジケート」に潜入中のイギリスの諜報員だと見破ったイーサンだったが、敵の作戦を阻止することはできず、オーストリア首相の暗殺を許してしまうのだった。
イルサから「シンジケート」のボスであるソロモン・レーンの極秘情報が入力されたデータファイルが、モロッコの発電所の地下にある極秘施設に眠っていることを知らされたイーサンは、それを敵よりも早く入手するために再び危険なミッションへと挑み、見事成功させる。だが、その直後にイルサが裏切り、データ入りのUSBメモリを強奪されてしまう。ブラントとルーサーも合流したイーサンらはデータのコピーからそれが「レッドボックス」という、イギリス首相にしか暗号を解除できない極秘データであることを掴むが、解読できないため「シンジケート」の存在証明には繋がらない。一方、イルサは上司であるアトリーMI6局長にデータを渡し潜入任務の完了と復職を願うも却下される。イルサはレーンの下に戻るが、アトリーはデータを密かに消去しており、レーンの怒りを買ってイルサは窮地に立たされる。
データを餌にレーンを捕まえるためイルサに接触するイーサンらだったが、逆にレーンによってベンジーが捕まってしまう。レーンはベンジーを人質に解読したデータを寄越すようイーサンに要求する。イーサンらはベンジーの救出とレーンの逮捕のため、無謀なイギリス首相の拉致計画を実行する。ブラントの密告でアランも参入する中、MI6のアトリーに変装したイーサンは首相の身柄を拘束することに成功し、「シンジケート」の正体がアトリーが考案した極秘作戦「シンジケート計画」に端を発して実在することをアランに証明した上で、データの解読に成功する。データの正体はMI6が「シンジケート計画」のために用意した莫大な秘密資金の口座番号であり、全てを知ったイーサンはアランの目の前で首相と異変に気付いてやって来た本物のアトリーに麻酔弾を撃ち、首相の反対を押し切って勝手に動いていたアトリーを失脚させるよう、麻酔で意識が朦朧とした首相に語りかけ、同時にアランを「激高したアトリーが首相を撃ち、アランはアトリーを撃って首相を救った」というシナリオで英雄に仕立てる。
ベンジーとデータの交換場所でレーンは、ベンジーに爆弾を付けた上にイルサを使ってイーサンを牽制するようにし有利に交渉する。しかし、イーサンはデータの情報を記憶した上で破棄しており、自分が死ねば情報が手に入らなくなると逆に脅す。レーンは爆弾を解除すると、イルサを殺害してイーサンを確保するよう部下達に命令するが、2人は見事なコンビネーションで返り討ちにし、逃走する。レーンは自らの手で決着を付けるべく、単身でイーサンの前に現われ、イーサンを工事中の建物の中へと追い込む。だが、これはイーサンの罠であり、レーンは防弾ガラスの檻によって捕まってしまい、麻酔ガスを檻に流し込まれる。イーサン達に向けて手にした拳銃を発砲するもどうにもならず、悔しさを露わに防弾ガラスを叩きつけるレーンを前に、イーサンはロンドン支部での屈辱を晴らす。
後日、イーサンらIMFの働きを認めたアランは、政府の特別委員会にてIMFの解体提案は実は「シンジケート」捜査のためであったと嘘をつき、IMFの再建を願い出て認められる。
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